おがさわら接骨院は電気治療に力を入れています。
ここでは、電気治療についてQ&A形式でご説明します。
Q.電気治療にはどのような効果がありますか?(対象疾患)
A.電気治療は次のような疾患に効果があります。
①運動器疾患
肩こり、腰痛、頚の痛み、膝の痛み、五十肩、骨折や捻挫などの外傷後の痛み、椎間板ヘルニア・変形性腰椎症・筋肉の過度の緊張などからくる痛みや痺れ
②内臓疾患(自律神経系、内分泌系の疾患)
便秘、下痢、更年期障害、花粉症など。
Q.電気治療にはどのような作用がありますか?(作用機序)
A.電気治療には次のような作用があります。
①マッサージ作用(緊張して硬くなった筋肉をほぐし、血行を改善します)
②温熱作用(血液の循環を良くします)
③調整作用(自律神経系の働きを改善します)
Q.どのくらいの間隔で施術を受ければよいですか?
A.痛みが強いうちは、できるだけ毎日施術を受けてください。
施術期間の目安は、疾患、急性・慢性、症状の強さなどにもよりますが、施術開始直後の2~4週間は続けて通院してください。
Q.施術を受けても良くなっている気がしません。本当に効果があるのでしょうか?
A.1回の施術で目に見えて症状が改善されることは稀であり、また、施術直後はラクになるが、すぐに元に戻ってしまう人もいます。
なかなか症状が改善されないこともありますが、その場合は、施術効果が体に蓄積されていて、ある一定期間施術を続けて初めて効果が現れることがあります。
一定期間施術を続けても効果が見られないときは、治療機器や施術方法を変更していきますので、できるだけ間隔を空けずに施術を続けてください。
Q.普段の生活で気をつけることはありますか?
A.電気治療による鎮痛・血行改善の効果も、負担のかかるような生活をしている場合には、すぐに元に戻ってしまうことがあります。症状が現れた時と同じ生活や、症状を増強するような生活をしている場合は特にそうです。そのため、定期的に(間隔を詰めて)施術することと併せて、普段の生活に気を配ることが大切です。
一般的には、次のようなことに注意することが大切ですが、症状や状態の程度により異なりますので、必ずスタッフに聞いてください。
①外傷や骨折での固定後の関節拘縮
→ 過剰な負荷がかからない程度の運動をすること
②捻挫や脱臼などで動かすと痛みがある場合
→ できるだけ痛みの出る動きをしないこと
③慢性的な腰痛や膝痛など
→ 痛い部位に負担のかからないような生活をすること。症状や程度によっては自宅で運動療法をすること
Q.痛みが減ってきたら、通院の間隔を空けても大丈夫ですか?
A.症状の種類やそれまでの施術期間にもよりますが、電気治療によって痛みをコントロールできるようになったら、徐々に回数を減らしていってかまいません。
再発を予防する意味で、定期的に施術を続けるのもいいでしょう。